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AI活用で長文記事の制作を加速し、人の手で品質を引き上げる時間を確保。スマートニュース PRチームのStoryHub活用

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2026年08月12日

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スマートニュース株式会社

スマートニュースのPRを担うコーポレートブランディング&コミュニケーションチームは、AIによる情報体験の刷新を発信する広告キャンペーン「スマニューAI計画」の一環として、AI活用に先進的に取り組む複数の企業との対談記事を企画しました。

スマートニュース自身も、AIを組織に根付かせることへの問題意識を持っていました。そこで、具体的な実践を行う先進的な企業との対談を通じて、AIに向き合う自社の姿勢を伝える重要な企画として、3本の記事を1か月半で公開する計画を進めました。

制作スピードと読み物としての品質を両立するため、同チームはAI編集アシスタント「StoryHubスタジオ」を活用。重要企画として、VP主導のもと、PRチームが記事ごとの焦点を定め、StoryHubが初期アウトプットをつくり、社内の編集経験者がタイトルや見出し、構成を磨く体制を組むことで、取材当日から記事化を進めました。2本目以降は、当日または翌日に社内確認へ回せる水準の初期アウトプットを作成しました。

本記事では、PRチームの田中隆丞さんに、重要企画としての位置づけ、選定までの検証、AIと人の編集を組み合わせた制作プロセス、成果、そして自社発信の展望まで伺いました。

■プロフィール

田中隆丞さん

スマートニュース株式会社 コーポレートブランディング&コミュニケーション シニアPRマネージャー

導入前の課題
・重要な発信企画として、対談で得られた示唆を十分な品質で届ける必要があった

・1か月半で3件の対談を実施し、SmartNews+で3本の記事を公開することを目指していた

・制作スピードと読み物としての品質を両立できる体制が必要だった

StoryHub導入後の効果

・PRチームが記事の焦点を定め、StoryHubが初期アウトプットをつくり、編集経験者が表現と構成を磨く体制を構築

・1本目は2営業日で、2本目以降は当日または翌日に社内確認へ回せる水準の初期アウトプットを作成

・AIによる制作の加速と人による編集を組み合わせ、重要企画の品質と制作スピードを両立

・副次的な成果として、3本の制作費を過去の外部発注時と比べて約3分の1に抑制

目次

AIに向き合う企業姿勢を社会に伝える、VP主導の重要企画

──部門のミッションと、田中さんの役割を教えてください。

田中さん:私が所属しているのは、当社のコーポレートブランディングと対外的なコミュニケーションを担うチームです。プレスリリースの発信やメディア対応に加えて、会社や事業、プロダクトに関するテーマを対外的にどう伝えるかを考え、そのストーリーやコンテンツをつくっています。業務は多岐にわたりますが、私はどちらかというとコーポレート領域を担当することが多いですね。

──「スマニューAI計画」という企画が立ち上がった経緯を教えてください。

田中さん:もともとマーケティング部門では、当社がAIを活用して情報体験を刷新していくというプロダクトの方針を新聞広告で示していました。それと同時に、私たち自身も組織のなかにAIを根付かせ、事業や組織をアップデートしていくという意志がありました。そこで、AI活用に先進的に取り組む複数の企業との対談記事として発信することになったのが今回の企画です。

──今回の対談企画は、どのような体制で進めたのでしょうか。

田中さん:今回の対談記事は、SmartNewsアプリで提供する「SmartNews+」のコンテンツです。企画の責任者である日本メディア事業部VPのLandon Hongが自らインタビュアーを務めました。私たちコーポレートブランディング&コミュニケーションチームは、企画設計から記事制作までを担当しました。

同時に、1か月半で3件の対談を実施し、記事を公開することを目指しました。重要な企画だからこそ、スピード感をもって、対談から得られた示唆を長尺の読み物として十分に伝えることも欠かせません。スピードと品質を両立できる制作プロセスが必要でした。

実際の音源で機能を検証し、編集工程に適したStoryHubを選ぶ

──記事制作のツールを選ぶうえで、何を重視しましたか。

田中さん:記事制作には、複数のAIツールを組み合わせる方法もあります。ただ、今回重視したのは個々の機能だけではなく、取材音源のアップロードから文字起こし、構成、初期アウトプットの作成までを、一つの編集プロセスとして進められることでした。StoryHubは記事制作に特化したUIとレシピの仕組みがあり、PRチームが企画意図を反映しながら進めやすいと感じました。

特に、記事ごとに焦点を変え、こだわり指示を通じて調整できる点は、複数の対談記事を扱う今回の企画に合っていました。AIそのものを比較するというより、編集工程全体のUXと、担当者が判断を重ねられるプロセスを評価した形です。

──以前からの接点に加えて、本番前にはどのような検証を行いましたか。

田中さん:StoryHubの創業メンバーに当社出身の方がいることや、Landonが昨年、StoryHubのカンファレンスに登壇したご縁は、プロダクトを知るきっかけでした。PRチームが使う前にHRチームで利用実績があり、本番直前には私たちの音源を使ったデモも実施しました。アップロードから文字起こし、初期アウトプット作成までの流れとレシピの仕組みを確認し、対談記事の制作に活用できると判断しました。

AIが初期アウトプットを支える制作プロセス

──導入から本番利用までの流れを教えてください。

田中さん:HRチームが利用していたので、アカウントは作成済みでした。すぐに有償プランを契約し、本番利用を始めました。利用に際してオンラインで説明会を開いていただき、こちらから送ったデモ用の音源を使って、アップロード、文字起こし、初期アウトプット作成までの流れを見せていただきました。

──最初の対談記事を制作したときの手応えはいかがでしたか。

田中さん:画面がわかりやすく、操作に迷うことはほとんどありませんでした。対談当日に音源をアップロードし、文字起こしから初期アウトプットの作成まで進めてみたのですが、「こんなにサッといくの?」と感動しました。一方、最初に用意されていたオフィシャルレシピでは、記事で焦点を当てたい部分と少しずれがあったため、記事ごとに調整していきました。

──調整では、どのような工夫をしましたか。

田中さん:こだわり指示が重要だと考え、別のAIツールも使いながら、StoryHubのレシピに入れる指示文をつくりました。3本の記事が同じ観点ではつまらないので、「この記事はこの部分にフォーカスしよう」「この会社はこの取り組みが特徴的だから覚えておいてほしい」といった形で、対談ごとにチューニングしました。短期間に3回繰り返したことで、大切なポイントをすぐに次の記事へ反映できたのも良かったですね。

AIで制作を加速し、人の編集で品質を高める

──StoryHubで初期アウトプットを作成した後は、どのように品質を高めましたか。

田中さん:StoryHubによって記事の土台を早くつくることができました。一方で、ニュースアプリに掲載する読み物として仕上げるには、読者の関心を引き、対談の核心を伝える編集が必要です。社内にはビジネス誌の元編集長や記者経験者もいるので、そうした編集経験者に原稿をチェックしてもらい、ブラッシュアップを重ねました。

PRチーム側が企画の目的と伝えるべき事実を押さえ、StoryHubが取材音源から初期アウトプットをつくる。さらに編集経験者が、記事タイトルの言葉を強くし、セリフを見出しに使い、構成を入れ替える。AIだけに任せるのではなく、それぞれの強みを組み合わせることで、読み物としての品質を高めていきました。

──社内確認に回すまでのスピードは、どの程度でしたか。

田中さん:1件目はレシピの調整もあり、私のほうでも手直ししましたが、それでも2営業日で社内確認に回せました。2件目、3件目では精度の良い初期アウトプットが出てきたので、当日または翌日には社内確認に回せる水準でした。社内の編集経験者も、「このレベルの対談記事の初稿が1日で出てくるのはちょっと驚いた」と話していましたね。

──AIと人の編集を組み合わせたことで、品質面ではどのような手応えがありましたか。

田中さん:過去にライターさんがつくってくださった記事は、とても読み応えがありました。今回も、StoryHubがつくった土台に編集経験者の知見を加えています。核心となる言葉を記事タイトルに選び、セリフを見出しに抜き出し、構成を調整することで、読み手の関心を引く記事へ磨いていきました。AIで土台を早くつくり、人の編集で品質を引き上げられたという手応えがあります。

──コストや企画運営の面では、どのような副次的な成果がありましたか。

田中さん:今回の活用では、重要な企画を、スピーディーに質の高い記事に仕上げることを目指しました。関係者との調整や進捗管理にかかる時間も圧縮されました。企画を推進する立場として、内容に向き合う時間を確保しやすくなったことが大きかったですね。そのうえで、3本の記事制作にかかった費用は、過去にライターさんへ依頼した場合と比べて約3分の1に収まっています。

メディアを通じた第三者による情報発信を続けながら、自社発信を厚くする

──今後、StoryHubをどのように活用していきたいと考えていますか。

田中さん:PR業務では、イベントレポートや記者発表会レポート、ニュースレターなど、発信コンテンツの幅を広げるための活用が考えられます。実際に、人事でカルチャーを担当する部署がブログ記事の制作に使い始めています。広告事業のセールス領域でも、担当チームが持つ顧客理解を生かして事例記事を制作するなど、各部門が自らの専門性を発信へつなげる選択肢を広げられると思っています。

──広報として、メディアの取材を通じた情報発信と自社発信をどのように考えていますか。

田中さん:広報にとって、メディアに取材していただき、第三者の視点から伝えていただくことは、これからも重要です。その編集力や社会への届け方には、自社だけでは生み出せない価値があります。同時に、企業自身が背景や文脈を含む一次情報を継続的に発信することも、ますます大切になっています。高品質なテキストによる自社発信を支える点で、StoryHubのようなツールは有用だと感じています。

──今後、StoryHubに期待する機能があれば教えてください。

田中さん:プレスリリースを書くうえで、質の高い材料をどれだけ集められるかが大切です。コンテンツ制作のさらに上流で、文脈や良質な一次情報を引き出す工程をサポートしてもらえると、最終的なアウトプットがもっと良くなる気がします。そういう機能があると、とてもうれしいですね。

──重要な発信企画でAIを活用する際に、何が大切だと感じましたか。

田中さん:AIを使えば初期アウトプットを得るまでの時間を短くできますが、それだけで記事が完成するわけではありません。今回も、私が企画意図や記事の焦点を考え、StoryHubで初期アウトプットをつくり、編集経験者のアドバイスを受けながら品質を高めました。PRチームが企画の目的と一次情報を押さえ、AIを適切な工程で使い、人の編集で読者に届く形へ磨く。この組み合わせがあったからこそ、重要な企画を短期間で形にできたのだと思います。


執筆:StoryHubスタジオ(AI編集アシスタント)

編集:インクワイア

撮影:加藤甫

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