導入事例

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記事数が倍増し、PVも右肩上がりに。「SDGs JAPANポータル」におけるStoryHub活用によるオウンドメディアの変化

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2026年08月07日

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一般社団法人未来投資研究所

一般社団法人 未来投資研究所は、スポーツや文化活動と地域社会をつなぐ事業に取り組み、「SDGs JAPANポータル」で情報発信や政策提言を行っています。3人を中心とする編集チームには、記事の質を保とうとするほど制作期間が延び、更新が月数本にとどまるという課題がありました。

コンテンツライフサイクルの課題を解決する、オールインワンAI編集アシスタント「StoryHubスタジオ」の導入後、更新は週2〜3本に増え、大規模なイベント時には毎日発信できるようになりました。一次情報の整理が進み、「心のゆとり」が生まれたといいます。

同団体の代表理事でありSDGs JAPANポータル編集長の青山 明さん、SDGs JAPANポータル編集チームの喜多 茂樹さん、松本 祥さんに、導入の経緯と活用方法、残る課題を伺いました。

■プロフィール

青山 明さん|一般社団法人 未来投資研究所 代表理事/SDGs JAPANポータル編集長

喜多 茂樹さん|一般社団法人 未来投資研究所 SDGs JAPANポータル編集チーム

松本 祥さん|一般社団法人 未来投資研究所 SDGs JAPANポータル編集チーム

導入前の課題
・更新頻度が月に数本にとどまり、記事の充実度と発信量を両立しにくかった

・下調べやインタビューの文字起こしに時間がかかり、公開のタイミングを逃すことがあった

・AIツールと文字起こしツールを併用し、長いデータは分割して処理する必要があった

・複雑なテーマでは調査に加えて考察にも時間がかかり、制作を進めても公開に至らない記事があった

導入後の効果

更新頻度が週2〜3本へ増え、大規模なイベント時には毎日更新できるようになった

長い一次情報の文字起こし、要約、整理にかかる時間が短くなった

企画の深掘りや記事の推敲など、編集判断に時間を使いやすくなった

掲載本数の増加に伴い、ユーザー数とインプレッション数は増え、右肩上がりで推移

目次

少人数の編集チームで、SDGsをめぐる情報と提言を届ける

——未来投資研究所の事業内容と、SDGs JAPANポータルの役割、運営体制をお聞かせください。

青山さん: 未来投資研究所は、持続可能な社会づくりにさまざまな面から寄与することを目指す一般社団法人です。SDGsに関連する複数の事業があり、ポータルサイトの運営も主要な事業の一つです。

私たちは、スポーツや文化活動に携わる企業と地域社会をつなぎ、両者が関わるイベントを支援しています。SDGsに関するアイデアの提供から、実施中のサポート、結果の総括までを担います。もう一つの役割は、SDGsの17目標に関する情報を広く集め、分析や政策提言につなげることです。ポータルは、そうした情報や考察を発信する場になっています。

関連映像:VNL2025 サステナビリティレポート(一般社団法人 未来投資研究所 企画監修)

——StoryHubの導入前は、記事制作のどこに難しさを感じていましたか。

一般社団法人 未来投資研究所 代表理事/SDGs JAPANポータル編集長 青山 明さん

青山さん: 導入前の掲載頻度は、月に数本ほどでした。1本1本が内容の重い記事だったため、掲載本数と内容の充実度が反比例していたんです。質の高い記事を出そうとすると本数が減り、公開すべき時期を逃してしまう。そのジレンマを抱えていました。

喜多さん: 私たちが扱う記事には、時事性を重視するものと、時間をかけて掘り下げるものがあります。専門家への取材や十分な下調べが必要な記事では、文字起こしだけで1〜2か月かかったこともあり、公開が半年後になるケースもありました。いい記事にしようとするほど、発信のタイミングを逃していたのが実情です。

青山さん: より大変だったのは、考える工程です。最近のテーマは複雑で、資料を調べるだけでは記事になりません。調べた内容をどう捉え、記事としてまとめるかに難しさがありました。自分たちが求める水準に達せず、何か月も取り組んだ末に掲載を見送る記事もありました。

メディアの現場からの紹介と、記事制作に特化した設計が導入を後押し

——StoryHubを知ったきっかけと、導入までの経緯を教えてください。

松本さん: メディアに携わる知人から紹介を受けたことがきっかけです。日頃からメディアの現場を知る方が利用していたことに信頼感がありました。その後、無料トライアルで使いやすさや、大規模言語モデル(LLM)が用途に応じて切り替わる仕組みを確認し、導入を決めました。

——ほかのAIツールと比べて、どのような点に魅力を感じましたか。

松本さん: 一番は、記事制作の用途ごとに用意された「レシピ」の豊富さです。レシピの背景にあるプロンプトも緻密に作られており、同じ指示を自分たちで一から組み立てる必要がありません。複数のツールや工程に分けず、一連の流れで進められる点にも魅力を感じました。

(一般社団法人 未来投資研究所 SDGs JAPANポータル編集チーム 松本 祥さん)

青山さん: 私が最も魅力を感じたのは、記事制作に特化した設計です。汎用的なAIでは目的に合わせた細かな指示が必要ですが、StoryHubにはインタビュー記事など、用途に応じたメニューが用意されています。記事制作の出発点が整えられていることが特徴的でした。

短期間の試行錯誤を経て、記事制作の3つの工程で活用

——導入初期は、どのように使い方を習得しましたか。懸念したこともあれば教えてください。

青山さん: 最初は、インタビューから記事を作ろうとしても、すぐに思いどおりの文章が出てくるわけではありませんでした。自分が書きたい記事のイメージを、指示として表すことに難しさがありましたね。何度も試しながら、使い方を学んでいきました。

試行錯誤の仕方は、メンバーによって異なります。私は複雑な記事を担当し、時事性の高い記事は松本さんが担うなど、それぞれの担当領域で使い方を探りました。トライアルの期間内に集中的に試して感触を掴みました。

松本さん: 分からないことがあれば、CS担当の方にメールで質問しました。すぐに回答をもらえたので助かりましたし、サポートの手厚さも感じました。

導入にあたって最も心配したのは、セキュリティです。専門家へのインタビューや未公開の調査データなど、機密性の高い一次情報を扱うことがあります。そうしたデータを入力してよいのか、導入前に確認が必要でした。StoryHub側からデータの扱いやセキュリティ対策について説明を受けたことで懸念は解消でき、導入に進みました。

——現在の活用方法と、特に効果を感じる場面をお聞かせください。

松本さん: 編集部では、主に3つの工程で使っています。

1つ目は、カンファレンスやシンポジウム、有識者インタビューの文字起こし、要約、議事録の作成です。2つ目は、特集テーマの切り口を広げるための企画の壁打ち。3つ目は、記事の構成案から初稿のたたき台を作る工程です。取材データの整理から記事の下準備までを、一つの流れで進めています。

特に効果を感じるのは、数時間に及ぶシンポジウムや国際会議の記録を扱う場面です。導入前はAIツールと文字起こしツールを使い分け、長いデータを分割して処理していました。現在は素材をまとめて入力し、必要な形に整理できるため、企画の深掘りや記事の推敲に時間を使いやすくなりました。

(SDGs JAPANポータルのトップページ)

月数本から週2〜3本へ。発信のタイムリーさが読者の反応にもつながった

——導入前と比べて、仕事の進め方はどう変わりましたか。

喜多さん: 導入前とは、心のゆとりがずいぶん違いますね。時間をかけて考えたい記事ほど、いくら時間があっても足りません。一方で、公開すべき期日はあります。焦っているのに、作業が前へ進まないことがありました。

StoryHubを使うようになり、基礎データの整理や文字起こしにかかる時間が短くなりました。それだけでも心理的な負担が軽くなりましたし、記事をどの方向へまとめるか、どのような形なら読んでもらえるかといった企画に時間を使えるようになりました。

(一般社団法人 未来投資研究所 SDGs JAPANポータル編集チーム 喜多 茂樹さん)

——発信する記事や、読者の反応には変化がありましたか。

喜多さん: タイムリーな記事の発信が増えました。以前は旬の話題でも制作に時間がかかり、時期を逃すことがありましたが、いまは適切なタイミングで出せるようになりました。

松本さん: アナリティクスを確認していて、掲載本数が増えるのに伴って、ユーザー数とインプレッション数も伸び、右肩上がりで推移しています。時事性の高いテーマを適切な時期に出せたことも、その一因だと感じています。

青山さん: タイミングに加えて、ほかのメディアがあまり扱っていないテーマを取り上げた記事にも大きな反応があります。関心は高いものの十分に記事化されていないテーマを、意外な切り口で提示できたときに、読者の反応が集まると感じています。こうした記事を計画的に出していけるようになるために、StoryHubさんの機能が追加されたらとても助かります(笑)

AI時代に、人が考える時間を支える存在としてのStoryHub

——AIの活用に不安を感じている方へ伝えたいことはありますか。

喜多さん: 私のようにAIの利用経験が多くない人でも使えることは、大きいと思います。AIと聞くだけで距離を感じる方もいるかもしれません。そうした人にも使いやすいプロダクトになるよう、これからもStoryHubさん側と意見を交わしながら工夫していきたいですね。

——今後、StoryHubをどのように活用していきたいですか。

青山さん: 政策提言につながる複雑な解析記事や、定型に収まらない論文に近い記事への活用を試しています。ポータルでは、時事的な提言、難しい問題を掘り下げる解析、スポーツとSDGsを結ぶ提言などを発信しており、記事の種類に応じた使い方を探っているところです。

AIにはポジティブな面がある一方、細かな指示や意図と異なる回答の修正を重ねることで、心理的に消耗することもあります。StoryHubは記事制作の流れがあらかじめ設計されているため、対話の負担が軽くなり、その後の仕事に向き合いやすくなる感覚がありました。今後は、AIを使う人の負担を軽くする方向にも可能性があると感じています。


執筆:StoryHubスタジオ(AI編集アシスタント)

編集:インクワイア

撮影:加藤甫

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